アニメーション映画の演出術

押井守監督作品『スカイ・クロラ』にみる映像技法

アニメーションノート編集部

2009年3月31日

誠文堂新光社

2,640円(税込)

エンタメ・ゲーム

本書はふたつのテーマをもって作られている。ひとつは、アニメーションにおける「演出」という職分が、どのような業務であるのかー具体的な例をあげて紹介するものだ。そしてもうひとつは、押井守映画の「映像技法」の技術的な到達点の検証である。映画『スカイ・クロラ』において押井守のイマジネーションを実際にフィルムに定着させる実務を担ったスタッフの仕事のレポートを通じて、押井映画、ひいては日本のアニメーション制作現場が手に入れた最新の成果を検証しようとしている。

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