きよのお江戸料理日記

アルファポリス文庫

秋川滝美

2020年11月16日

アルファポリス

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

逢坂の油問屋の子として生まれた「きよ」は、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり……

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(7

starstarstar
star
3.89

読みたい

8

未読

10

読書中

1

既読

71

未指定

67

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

りりこ

まあまあ

starstarstar 3.0 2025年01月26日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

ななここ

きよの性格。

starstarstar
star
3.5 2022年08月07日

女料理人として身を立てていく話だと思いますが、このきよさんは生まれの事もあり「引っ込もう、目立たず生きよう」という性格。 結構心底には頑固で鉄火な所も潜んでいますが、引っ込みたい性格上話が進みません。 きよが「どうしても料理で身を立てたい」と思っているのではなく、江戸に来たのも料理屋に奉公しているのも周りに決められて、、、という感じ。 うっかり者でガサツででも人好きされる弟の清五郎の方が主人公っぽいと思う。 その日陰で生きたいきよが、「料理人になる!」と心に決めるのが1巻です。 「私なんて」とすぐグズるきよに少々いらつきながら、成長物語を見守りたいと思います。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください