推理小説の源流

ガボリオからルブランへ

知の蔵書21

小倉孝誠

2002年3月31日

淡交社

1,980円(税込)

人文・思想・社会

ポーを祖とし、ドイルで完成したとされる推理小説。しかし、ひとりの仏文学者の緻密な研究が、忘れられた作家ガボリオの驚くべき先見性を明らかにする。ルコック探偵から、ホームズ、ルパン、ポアロへと受け継がれていく推理小説の正統な流れを、近代文学史に刻印し、ガボリオの復権を果たす。

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