
西行
日本の旅人
富士正晴
2019年4月24日
淡交社
2,200円(税込)
人文・思想・社会
〈日本史上の人物を「旅人」としての観点でとらえた昭和48年刊行のシリーズ『日本の旅人』からの復刊〉 〈竹林の隠者と称された作家・富士正晴が、西行の生涯を「旅人」の視点で読み解く〉 昭和48年に淡交社から刊行された『日本の旅人』は、池田彌三郎、奈良本辰也両氏を中心に構想され、日本の歴史上の人物を「日本の旅人」として採択し、それぞれ当時の著名な執筆陣を迎えて著されたシリーズでした。今回、その中から「西行」の巻を復刊します。著者の富士正晴(1913 〜87)氏は、大阪府茨木市内の竹林に住して、竹林の隠者と称された作家で、多くの著名文学者と深い交流がある人物でした。本書では、平安時代末期に諸国を漂泊した西行を「旅人」としての観点から読み解くことによって、西行の独自な人間像を考察しています。
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