ー不祥事事例の分析だけでは身につかない!-弁護士が説く弁護士の押さえておくべき法曹三者の倫理

関東弁護士会連合会「法曹倫理教育に関する委員会」

2022年10月17日

第一法規

3,300円(税込)

人文・思想・社会

研修や先輩弁護士からの経験談の伝承ではわからない「そもそも法曹倫理とは何か」という点に踏み込んで、弁護士倫理を中心とした法曹三者の倫理を体系的にまとめる。さらに、倫理が問題となる実例を基にした設問&解題を紹介。 ○単なる不祥事事例を分析した法曹倫理の事例集ではなく、弁護士が弁護士のために執筆した“弁護士向け”の法曹三者の倫理を体系的に解説。 ○法曹三者の倫理を偏りなく解説する体系書としてまとめることで、弁護士が、法曹理論の基礎を身につけることができ、実際の事件処理の場面で自身のとる手段や方法が正しいのか、自ら判断できるようになる。 発刊のごあいさつ 凡例 第1章 総論  第1節 まずは考えてみよう   第1 はじめに   第2 倫理とは何だろう   第3 法曹とは何だろう   第4 法曹の目指すものは何だろう   第5 法の支配とは何だろう  第2節 もっと考えてみよう   第1 法の解釈と人権感覚   第2 法曹倫理の具体的な内容について、どのような議論があっただろう   第3 どこまでが法曹なのだろう、誰までが法曹なのだろう   第4 より良い法制度を生み出すために   第5 成文の規範か不文の規範か column 法曹の資質 column 司法権確立の草創期のころの裁判事件1 column 司法権確立の草創期のころの裁判事件2 第2章 各論  第1節 弁護士倫理   第1 弁護士の職務についての総論   第2 依頼者との関係について   第3 独立性について   第4 弁護士職務基本規程について   第5 弁護士会について  設問&解題1〜15 column ある弁護士の懺悔 column エメリーボールと盤外勝負 column 点字ブロック  第2節 裁判官倫理   第1 裁判官の職務の特徴   第2 「裁判上の和解」という職務   第3 公平性について   第4 品位の保持について   第5 訴訟指揮と釈明と裁量  設問&解題1〜6 column わりと最近の、アメリカのはなし column かなり昔の、日本のはなし column 裁判所の電気  第3節 検察官倫理   第1 検察官の職務の特徴はどういうものでしょうか   第2 検察官が担う「公益」とは何だろう   第3 犯罪の捜査における検察官倫理について   第4 起訴・不起訴を分かつもの   第5 起訴便宜主義について   第6 検察官の「独立性」について   第7 公判   第8 法務大臣の指揮権と検察官の人事  設問&解題1〜2 参考文献 新たな司法・法曹文化の確立と良心的法曹の育成を目指してー委員会の設立目的と再審無罪事件を教材とする趣旨について 平成26年度乃至令和3年度法曹倫理教育に関する委員会第2部会委員及び顧問名簿 法曹倫理教育に関する委員会規則

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