高業績メ-カ-は「サ-ビス」を売る
製造業のサ-ビス事業戦略
小森哲郎 / 名和高司
2001年10月18日
ダイヤモンド社
2,200円(税込)
ビジネス・経済・就職
日本製造業がいま一度成長軌道を描くには、「情報技術」「ロジスティックス技術」「マーケティング技術」、そして「金融工学」を駆使しながら、製品のみならず「サービス」を提供することが求められる。事実、実業績メーカーと称される企業はサービス事業に注力している。GEのジャック・ウェルチは、九七年のアニュアル・リポートのなかで、「我々は高品質な製品を販売するグローバル・サース・カンパニーである」と高らかに宣言した。IBMのルイス・ガースナーもネットワーク・サービス・プロバイダーと自社を再定義した。サービス事業は収益性が高いばかりか、差別性にも富んでおり、日本製造業を復活させる「切り札」となる。
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