ハーバードの人生を変える授業

　タル・ベン・シャハーさんは、ハーバード大学のポジティブ心理学のゼミを持ち、2002年の最初は学生8名から始まったのが、2006年には855名の学生が受講を申し込まれたハーバード大学で人気ナンバーワンの授業となった。その授業のエッセンスを52講にまとめ、理論とアクションプランを提示した本。 　心理学者みつけた研究結果や心理学を用いて、人のこんな感情のときの対処であったり、過去の経験を踏まえて自分のことを知り、受け入れることを諭してくれる本だと感じました。記載してる事項で自分が出来ていないことができるようになると、より自分が成長し、人に優しくなれる気がしました。時間経つごとに自分を見つめ直す際に読み直したいと感じました。1項目が4ページで読み終えることができるため、読みやすい。 <心に残った文章> ・幸福というものは人生における客観的な出来事で決まるのではなく、出来事をどのように解釈するかという主観的な心の働きによって決まるもの。同じ出来事であるにもかかわらず、解釈によって意味が変わってくる。 ・「私たちと対立する者は、私たちの精神を鍛え、能力を高めてくれる。対立する者は支援者である。」哲学者・政治家エドマンド・バーク。 ・失敗して学ぶか、学ぶこと自体に失敗するか。 ・「もし間違いをする自由がないとしたら、自由にはまったく価値がない」政治指導者マハトマ・ガンジー。 ・「お金に価値があるのは、私たちがお金が過大評価される世界に住んでいるからである。」社会評論家H・L・メンケン。 ・人生でいちばん大事なことは、結局、知識ではなく行動だ

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