
アドラー流「自分から勉強する子」の親の言葉
和田秀樹(心理・教育評論家)
2016年6月30日
大和書房
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
「ご褒美」がもたらす本当の効果、自分の意見のある子、ない子の差、小学生で成績が頭打ちになる子の特徴、私の母の「脅し文句」、多少のウソも方便、子どもの競争心はこんなときに育まれるー歯磨きのように、勉強を「習慣化」させる一言とは?
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(無題)
受験は才能でなく要領である。 根拠のない自信に満ち溢れている。 『絶対に賢いはず』と言い聞かせる。 根拠のない自信ほど、勉強ができる子になるための一番のカギになるだけでなく、その後の人生において成功するための最大の要素となる。 課題を乗り越えて成長するためには、親の『勇気づけ』が必要。 歴史は新書を読んで論述する。 数学は解法のパターンを暗記して解く。 『勉強は自分のためにするもの。勉強しなくて損をするのは親ではなく〇〇ちゃんだ』と勉強はあくまで自分のためのものだというスタンスを貫く。 結果が出ていなければ褒めない。 子供の関心に関心を持つ。 性格も良く勉強も良くできる子に育てる。 最後まで子供の話をよく聴く。いつでも聴いてもらえる人に話したいもの。 ゲームは家族がいる前でやる。止める時間を必ず決める。 勉強は常に先行逃げ切り型が良い。自信を重ねてさらに勉強への意欲を高める。 良いことは必ず習慣化させる。 子供は対等な存在であり、尊敬して、感心したり、関心に関心を持ったりする。 勉強ができる家系だと言い切る。 罰しても勉強するようにはならない。 日頃から小さな愛情や気遣いをする。愛されたと思う子供ほど、大人になって努力を続けて、上を目指す傾向が強い。 勉強はゲームであり、テクニックが大切であり、誰でもやればできるようになる。 できないね、ダメだね、向いてないねなどと言えば、かならずもっとそうなる。 伸び伸びと育てる、は子供の成長したいという意欲を抑え込んでいる。 合格しないのは、目指さないからた。 大人になったらわかるよ、と子供を下に見てお茶を濁さない。きちんとわかる範囲で対等な関係の中で説明する。 「頭が良いからやればできる』と思い込むまで繰り返し言い続ける。 欲しいものについてプレゼンさせてみる。 我慢できる子は偉くなる。
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