遠野物語の原風景

ちくま文庫

内藤正敏

1994年10月24日

筑摩書房

939円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

「願はくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」日本民俗学の出発を告げる記念碑的作品『遠野物語』の世界を“金属民俗学”と“修験道”の視点から読み解く。山から山へ渡り歩く山伏や聖などの山岳宗教者集団、金掘りや山師などの金属技術者集団、彼らは里に定住した農民の歴史からは忘れられ消される運命にあった。その消された伝説や民俗の痕跡をつなぎあわせ、山神山人の戦慄すべき怪異譚の深層を浮上させる。

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