努力論

ちくま新書

斎藤兆史

2007年8月31日

筑摩書房

748円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 新書

日本人の価値観の深奥に連綿と受け継がれてきた「勤勉の美徳」が危機に瀕している。いま起こっている問題の多くは「労せず功を得ようとする風潮」に原因がある一方、“方向違いの頑張り”から無用な挫折感に苛まれる若者も多い。けれど後世に名を残す偉人たちのエピソードを見れば、「努力」がけっして人を裏切らないことは明らかだ。高い目標をもって(立志)、修業に打ち込み(精進)、夢中で取り組む(三昧)。ときに大きな壁にぶつかっても(艱難)、それを乗り越えて素晴らしい業績を残す(成就)。本書は、道を拓いた先人から、行き詰った現代人へのエールである。

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