「ひきこもり」から考える

〈聴く〉から始める支援論

ちくま新書 1611

石川 良子

2021年11月10日

筑摩書房

858円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

「ひきこもり」支援とは“生”を支えることです。その根本には“聴く”ことが深く結びついています。“聴く”こと、それ自体がその人の存在を肯定し、意味づけるからです。一方の“生”が他方のそれを圧倒することなく、できるだけ対等につきあっていくには、どうすればよいのでしょうか。自分とは異なる人生を歩み、異なる価値観を培ってきた相手と、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。本書では、「ひきこもり」を通して“聴く”ことを考えていきます。

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