無常

ちくま学芸文庫

唐木順三

1998年8月31日

筑摩書房

1,100円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「はかなし」という王朝的情緒が、中世において「無常」に移行し、道元の無常の形而上学にいたる経過を、犀利な観察と豊かな情感をもって詳細にたどり、日本人の無常感の変遷過程を初めて体系化する。著者の到達点を示す卓異の論考。

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