新物理の散歩道(第4集)

ちくま学芸文庫

ロゲルギスト

2009年12月31日

筑摩書房

1,320円(税込)

科学・技術 / 文庫

浦島太郎が龍宮で過ごした日々はじつは数百年だったというが、熊のひと冬の眠りも彼らには一晩かもしれない。そのような時間の感覚の話題に始まって、人それぞれに異なる色彩の感覚に普遍的なものさしはあるのかを考える「測定談義」。その議論は実験や物理学のセンスへの思いがけないほどの深みにまで思考を誘う!ほかに、模型飛行機の動力用ゴムにできるコブはゴムの相変化で潜熱現象に似ている、上りは階段・下りは坂道が体力的に楽だなど、予想外の指摘と考察が楽しい。刺激的な発見に立ち止まり、思わずイメージがふくらみ始めたら、物理の散歩道はもっとずっと楽しくなる。

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