学校と工場増補

二十世紀日本の人的資源

ちくま学芸文庫

猪木武徳

2016年6月8日

筑摩書房

1,430円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

天然資源が豊かではない日本にとって、人材の重要性は強調してもし過ぎることはない。経済的豊かさを規定するのは「人」であり、「人」しかない。では近代日本の経済発展を人材形成の歴史として読みなおしたとき、どのような特徴が浮かびあがるのか。本書では、経済成長をもたらした人的資源(human resources)の形成と配分を、学校、会社、軍隊などの教育・訓練の姿を中心に検証する。「持たざる国」日本では、知識と技能はどのように修得され、産業活動の現場に動員されたのかー。江戸期から現代への変遷をたどり、歴史と理論の両面から日本のシステムの核心に迫る。

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