センス入門
松浦弥太郎
2013年2月25日
筑摩書房
1,430円(税込)
小説・エッセイ
「センスのよさ」は生きていくための切り札です。「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が教える新しいあなたの作り方。
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(無題)
センスがイイと思う人がいる。聴く音楽のリズムがいい。着ている服の色味に嫌味がなく、体のシルエットに合っている。話し方が、優しく聞き取りやすい。考えていることが、整然としている。言語表現が、綺麗。そんな人を、「センスがイイ」と私は思う。 センスは「美徳」であると書かれていて、なるほどなと思った。言い換えれば、「感性」でもある。あるものをイイと感じ、選択をする力。判断基準とも言えるだろう。そこに、その人独自のセンスが出る。 松浦弥太郎さんは親と同世代だ。なのに、私から見ても凄くセンスがいいと感じる。それは、自分と他者に対して心を開き、常に自然体だからだろう。自身の確固たるスタンダードを持っていながら、他者に対して寛容である。 うーん、そんな生き方をしたい。自分の芯を持ちつつも、自然体でセンスに溢れる人間に、なりたいものだ。
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