地図と領土

ミシェル・ウエルベック / 野崎歓

2013年11月25日

筑摩書房

2,970円(税込)

小説・エッセイ / 旅行・留学・アウトドア

驚愕の“惨劇”の目くるめく謎ー鬼才ウエルベック最大の衝撃作。孤独な天才芸術家ジェドは、一種獰猛な世捨て人の作家ウエルベックに仄かな友情を抱くが、驚愕の事件が二人に襲いかかる。謎をめぐって絢爛たるイメージが万華鏡のように炸裂する傑作。フランスで50万部を超えたゴンクール賞受賞作。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

実は文学好きならばフランス文学も読んでおかねばということで高校生くらいの時に何作か無理して読んだ時期があり、なぜかセリーヌ、ジュネ、サルトルなどを手にとってみたもののさっぱりなんのことか分からず...フランス文学=難解でつまらない、という偏見を持つに至って今日までww で、久々のフランス文学。 天才的なアーチストである主人公は作家であるウルベック(作者自身...)と知己となり親交を深めるが作家は何者かに惨殺され、という話。 といっても事件そのものは全く主題とは関係なく、むしろアーチストとは現代における芸術とは、というのがメインテーマであるような気がしました。 退屈なところは微塵もなく面白く読める作品で、ちょっとフランス文学への見方が変わったかもしれませんww

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