生ける屍の死

創元推理文庫

山口雅也(作家)

1996年3月31日

東京創元社

1,320円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか。

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みんなのレビュー (4)

Readeeユーザー

途中までは期待してませんでしたが…

starstarstar
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3.8 2024年03月10日

現実にはありえない設定下での殺人と謎解き。 状況が奇抜すぎ、しかも所々に出てくるコミカル?な描写(ピンクの霊柩車とか)、ふざけちらしてる感があってあんまり…って思ってました。 特殊な設定のせいで現実感が無いまま謎解きまで読み進めましたが、最後謎が明かされるたびに納得していって、なぜかしっくりくるように。 科学的にも心理的にもちゃんと謎解きされていて、面白かった。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年02月08日

メメント モリ 死を思え 死を忘るるなかれ 人はいつか必ず死ぬ。その時を思い、生きている今を大いに楽しみなさい。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

世評に高いこの作品、設定が妙なので邪道ミステリということで手に取ったことが無く…読まず嫌いはいかんな、ということで読んでみましたが…結果かなり面白かった。 死者が蘇る事件が起こるなか、自身も死者である男が死んでいることを隠したまま、一族に起きた殺人事件を探っていく、という物語。 荒唐無稽過ぎると思っていたのだけどなかなかどうして死者の心理(笑)にまで踏み込んで、それでいて重くなり過ぎず、謎解き含めて上手く書けてるいい作品だった。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2019年04月05日

ザーッと流し読みしてしまったので、また機会があったらもう一度読んでみようかな、くらい。 期待し過ぎてしまったかも。

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