Think　CIVILITY　「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

リーダーやマネージャーを目指す立場として、時には厳しい態度や粗雑な態度をとり、自分を遠い存在に感じさせる（本文引用）必要があると考えていた。しかし、それは自分にはあまり合わないやり方であり、ゆえに自分はリーダーには向いていないと漠然と感じていた。 しかしそうではなく、礼節を持って、丁寧に同僚や後輩と接していくことはむしろ組織にプラスの影響を与えることができると知り、自分のやり方でもいいんだと本書から勇気づけられた。ただ無礼な人（自分の解釈では仕事に対するやる気がない人も含まれる）を放っておくのではなく、改善を試みたり、場合によっては厳しい判断を下すことの必要性も知った。その人にはマイナスになるかもしれないが、その他大勢の礼節ある人、やる気のある人を守ることになるのだから。そう考えればできる気がする。自分の出来ることから少しずつ行動していきたい。

これは、永遠のバイブル

上司の強いプレッシャーがあった。 短期的な成果のために、人情的な、相手を思う仕事の付き合いを捨てた半年。自分自身もぼろぼろになった。そんな仕事のやり方、人との付き合い方が嫌で仕方なかった。 読みはじめて数ページで心の声が聞こえるようだった。 他者を人として敬意を払わない人間が仕事で長い間うまくいことはない。幸福になることはない。

自分の周囲にいる人達に、敬意を持って品位ある態度で接すれば必ず成長する 自分で気付けば人は変われる ①人の話をよく聞く ②相手の存在を認める ③礼儀正しく丁寧に態度 無礼はコスパ悪い 周りにとって害しかない 健康被害 経営悪化 思考低下 攻撃的にする つまりストレスが巨大 礼節 仕事得やすい 不利になることはない 礼節は周りに良い影響を与える 印象の38パーは声や話し方できまる 些細なふるまいが大事 好感は温かさと有能さ 人の話に耳を傾ける 小さな成功体験が人をやる気にさせる 無礼な人の変え方は難しい内容だと思った だから沈黙、距離を取ることが良いと思う 《無礼な人から身を守る方法》 ▶︎相手に振り回されてはいけない あなた自身と、あなたの将来の事だけを考えるべき アドバイスはしなくて良い すぐに反応しない 要点だけ話ら極力関わらない 成功の自覚が最大の防御策 ●自分を成功していると思える人は強い ストレスを感じにくくなる ●この状況から学べることはないかと考える 仕事の成功のため、目の前の事に集中することが大切 未来に目を向ける7つの方法 ①目標を定め、進捗を実感する▶︎宿経営、勉強 ②自分を成長させてくれるものを見つける▶︎宿経営、勉強 ③メンターの助けを得る▶︎旅行 ④マインドフルネス(食事、睡眠、運動)▶︎ルーティン ⑤仕事に意味を見出す▶︎自分が成功するまで ⑥社内外で良い人間関係を築く ⑦社外の活動で成功を目指す ▶︎社内業績と仕事以外の充実さに相関関係がある 感情にゆとりが生じる 無礼な人間の対処法は 相手にせず、反応せず、分析しない、時間奪われない 自分の今と未来に集中すること

これは、永遠のバイブル

お知り合いの方に、参考にしてみてねと本書をいただきました。 礼節が大切だということは、当たり前すぎてこれが生存戦略だという思考には至っていませんでしたが、本書を読み、なぜ礼節が重要なのかが具体例や統計を通して知ることができました。 職場で礼節を大切にできない人は、結構いると思います。そんな人たちから傷を受けた人たちにエールを送ってくれるような本だと思います。