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はじめての統計学
鳥居 泰彦
1994年11月30日
日本経済新聞出版社
2,456円(税込)
ビジネス・経済・就職
暗記をするな、考える力をつけよう。数学が苦手な人でも読みこなせるように、基礎知識から丁寧に解説した統計学のワークブック。練習問題を解いていくうちに次第に高度な知識を身につけることができます。
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きゅんきゅん
入門書でも挫折したあなたに。統計学の面白さに気づける本
普通、統計学を理解しようと思えば、少なくとも大学初等レベルまでの数学(微積・線形代数)を理解していなければ全く立ち打ちできない。 それは当たり前のことだが、文系人間にはかなりのハードルである。 本書は、統計学をまずは「使ってみる」ことからその理解を進めることを目指して構成されている。 記述統計から始まり、確率、推定、検定、相関分析、回帰分析と、一般的な教科書に即した内容を、 数学的な背景や証明はごっそりとサクった上で、その考え方のエッセンスを言葉で説明するとともに、 実際の計算手順を丁寧に示し、十分な量の練習問題で実際に解いてみることを繰り返す。 実際に推定してみる、検定してみる、相関係数を計算してみる、回帰式を導出してみる。 様々な本に手を出しては挫折してきたが、初めて「できる!わかる!」という手応えを感じた時には感動すら覚えた。 もちろん、本書で取り扱うのはごくさわりの部分であり、結局は数学の勉強は必須だが、そのモチベーションを高めるためには、 統計学でできること、を実感することが重要だと思う。 統計学の面白さに気づけば、苦手な数学の学習も頑張れるというものだ。
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