
はじめての統計学
鳥居 泰彦
1994年11月30日
日本経済新聞出版社
2,456円(税込)
ビジネス・経済・就職
数学が苦手な人でも理解して読み進めるように基礎的な知識を丁寧に解説した統計学の入門書。練習問題を解いていくうちに、統計学のエッセンスを身につけることができるワークブック。 学習のためのこころがけ 第1章 統計学はどのような学問か 1.1 統計学とは何か 1.2 統計学の考え方の基礎 1.3 統計学の分析概念(その1)-確率と確率分布ー 1.4 統計学の分析概念(その2)-母集団と標本ー 1.5 標本抽出 1.6 階級分けしたデータの作り方 補論 第1章の練習問題 第2章 標本分布の特性値 2.1 いろいろな形の分布 2.2 分布の特性値 第2章の結語 第2章の練習問題 第3章 確率と確率分布 3.1 このテーマの重要性 3.2 確率 3.3 確率変数と確率分布 3.4 二項分布(Bi-nomial distribution、Bernoulli distribution) 3.5 ポアソン分布(Poisson distribution) 第3章の練習問題 第4章 一様分布と正規分布 4.1 一様分布(Uniform distribution)別名:矩形分布(Rectan-gulardistribution) 4.2 正規分布(Normal distribbution) 第4章の練習問題 第5章 標本平均の分布と母平均の推定 5.1 統計的有意性 5.2 標本平均のXの分布 5.3 母平均のμの推定 第5章の練習問題 第6章 t分布と母平均の推定 6.1 t分布(Studentのt分布) 6.2 母平均μの推定(母標準偏差θが未知で、小標本の場合)(A-2) 6.3 母平均μの推定(母標準偏差は未知で、大標本の場合)(A-3) 6.4 母平均μの推定のまとめ 第6章の練習問題 第7章 χ2乗分布と母標準偏差の推定 7.1 χ2乗分布(カイ2乗分布) 7.2 母標準偏差の推定(B-1) 7.3 母数の推定の方法の総まとめ 補論 第7章の練習問題 第8章 仮説検定 8.1 統計的仮説検定の考え方 8.2 母平均μに関する仮説検定ー対立仮説が不等式の場合ー 8.3 応用 第8章の練習問題 第9章 相関分析 9.1 相関関係と相関分析 9.2 単純相関係数の計算(Raw dataのケース) 9.3 単純相関係数の計算(Classified dataのケース) 第9章の練習問題 第10章 回帰分析 10.1 回帰分析の概要 10.2 OLS(最小二乗法) 10.3 Classified data のOLS 10.4 もっとも詳しい回帰分析ー回帰係数の有意性の検定ー 第10章の練習問題
みんなの評価(2)
starstarstarstar読みたい
20
未読
4
読書中
1
既読
4
未指定
64
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
きゅんきゅん
入門書でも挫折したあなたに。統計学の面白さに気づける本
普通、統計学を理解しようと思えば、少なくとも大学初等レベルまでの数学(微積・線形代数)を理解していなければ全く立ち打ちできない。 それは当たり前のことだが、文系人間にはかなりのハードルである。 本書は、統計学をまずは「使ってみる」ことからその理解を進めることを目指して構成されている。 記述統計から始まり、確率、推定、検定、相関分析、回帰分析と、一般的な教科書に即した内容を、 数学的な背景や証明はごっそりとサクった上で、その考え方のエッセンスを言葉で説明するとともに、 実際の計算手順を丁寧に示し、十分な量の練習問題で実際に解いてみることを繰り返す。 実際に推定してみる、検定してみる、相関係数を計算してみる、回帰式を導出してみる。 様々な本に手を出しては挫折してきたが、初めて「できる!わかる!」という手応えを感じた時には感動すら覚えた。 もちろん、本書で取り扱うのはごくさわりの部分であり、結局は数学の勉強は必須だが、そのモチベーションを高めるためには、 統計学でできること、を実感することが重要だと思う。 統計学の面白さに気づけば、苦手な数学の学習も頑張れるというものだ。
全部を表示
いいね0件