米中対立の先に待つもの
グレート・リセットに備えよ
津上 俊哉
2022年2月18日
日経BP 日本経済新聞出版本部
1,980円(税込)
人文・思想・社会
中国は今後変わるのか、それはどういう要因によって、どう変わるのかを予測することは、世界中にとっての喫緊事だ。本書は、中国にいま起きている国民意識の変化や経済の変調を読み解いて、この予測を試みる。結果、中国再興の夢は叶わないし、いまの膨張主義も永続きはしない、中国は昔から振り子のように大きく変わる国だと主張する。一方、世界では自由貿易が退潮し、政府の経済介入が増している。また半世紀ぶりにインフレが戻ってくれば、主要国の財政は力を失い、主権国家システムが終焉を迎える可能性もある。後を襲うのは情報技術の担い手だろう。人類は21世紀に想像を超える大変化に見舞われて、「米中対立は大変化の前奏曲でしかなかった」ことになるのかもしれない。
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