コロナショックと昭和おじさん社会

日経プレミアシリーズ

河合 薫

2020年6月30日

日経BP 日本経済新聞出版本部

935円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本人と外国人、高齢者と若者、資産を持つ者と持たない者、 家族のいる者といない者、正規社員とフリーランス…… 日本社会の分断はコロナ・ショックを契機にこれからどこに向かうのか?  どうすれば私たちはこの危機を、日本社会再生のチャンスに変えることができるのか? 「日経ビジネス電子版」で毎回論争を巻き起こす人気連載を緊急加筆のうえ新書化! プロローグ コロナ渦がさらした「昭和のツケ」 第1章 終わらない昭和おじさん社会ーー日本社会の「イメージ」と「現実」     第2章 ここまで深刻化していた「分断の壁」--社会のひずみはこうして広がった 第3章 若者も中高年も女性も働きづらい理由ーー日本の会社のしくみは既に無理がきていた?  第4章 広がり過ぎた格差のゆくえはーー昭和モデルからこぼれ落ちるということ  第5章 これから始まる社会のニューノーマルーー昭和おじさん社会からの脱却

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katoon

自粛がもたらしたもの

starstarstar 3.0 2022年05月20日

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Readeeユーザー

コロナで判明したこと

starstarstar
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3.2 2020年12月13日

コロナで明らかになった令和日本の矛盾。昭和スタイルの世界観をひきづり、そこで恩恵を受けてきたエリート老人が生産性の名のもと格差を拡大してそこからこぼれる人を放置する。これを取り戻すには生産性の対義語である「無駄」を重視し、失われた公共やコミュニティ=中間団体を取り戻すしかないだろう。

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