いのちつぐ「みとりびと」(5)

國森康弘

2014年2月7日

農山漁村文化協会

1,980円(税込)

絵本・児童書・図鑑

巨大地震と大津波、そして原発事故に見舞われた福島県。南相馬市の仮設住宅に暮らす老夫婦に、笑顔の花がときおり咲きます。孫の歩未ちゃんが会いに来るからです。2011年3月11日の大地震に発生直後、まちの人ほとんどが避難していきました。今も、子どもの半数は戻ってきていません。歩未ちゃんのじいやん、ばあやんのお家もなくなりました。先が見えない暮らしのなか、がんだったじいやんは旅立つとき、歩未ちゃんに、贈り物を手渡しました。心をこめた「いのちのバトン」です。歩未ちゃんとばあやんはお返しに、大切にふきこんだシャボン玉を空へ贈りました。

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