
やんごとなき読者
白水Uブックス
アラン・ベネット / 市川 恵里
2021年8月31日
白水社
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 新書
「本は想像力の起爆装置です」 ある日、愛犬を追って城の裏庭にやってきた女王陛下は、移動図書館の車と、本を借りにきていた厨房の下働きの少年に出くわす。あくまでも礼儀上、1冊借りたことが、人生を変える、本の世界への入り口となった。以来、すっかり読書の面白さにはまってしまい、カンニングする学生のように公務中に本を読みふけるわ、誰彼かまわず「最近どんな本を読んでいますか」と聞いてはお薦め本を押しつけるわで、側近も閣僚も大慌て。 読書によって想像力が豊かになった女王は、他人の気持ちや立場を思いやるようになるものの、周囲には理解されず、逆に読書に対してさまざまな妨害工作をされてしまう……。 エリザベス2世を主人公に、ユーモアと風刺、読書についての鋭い洞察と名言に満ちた物語。世界32か国で発売のベストセラー小説!
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(1)
starstarstarstar 4読みたい
5
未読
2
読書中
0
既読
3
未指定
10
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
ケムケム
ビブリオ本であり、読書を通した人間の成長本
昨年亡くなったエリザベス女王が主人公。 宮殿の裏にやって来た移動図書館の本を義理で借りたが、それがきっかけとなって、読書を通して深く思索するようになり、人間的にも深みが出てくるという小説。 読書をし人間性が変わってしまった女王に対して、周囲のスタッフは戸惑ったり嫌悪したりする。イギリス人は「賢い」ことを軽んずる傾向にあるというあとがきも興味深かった。
全部を表示
いいね0件