認知発達心理学
表象と知識の起源と発達
落合正行 / 土居道栄
2002年9月30日
培風館
4,620円(税込)
人文・思想・社会
本書は、認知発達のさまざまな側面にとって重要な基盤となる表象手段の獲得と、それによる知識や概念の構築過程に焦点を当て、乳幼児期から児童期までの認知発達研究を総括する書である。模倣、描画、行為、言語、カテゴリ化といった表象機能がどのように発達し、概念や理論、自己知識などがどのように形成されていくのかを、基礎的な先行研究から最新の研究にいたるまでの詳細なレビューと豊富な事例に基づいて考察する。各領域の第一線で活躍する執筆者陣による、自身の研究成果を踏まえた深い分析と示唆に富んだ論考から、これまでの認知発達研究のあゆみと今後の課題が明らかになる。現在の認知発達研究の様相を概観するための格好の書。
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