イコノロジー研究
ルネサンス美術における人文主義の諸テーマ
エルヴィン・パノフスキー / 浅野徹(美術)
1987年9月30日
美術出版社
4,805円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
イコノロジー研究とは、ひとことでいえば美術作品の意味の探求だといえよう。つまり美術作品を、ある時代の人間精神の一般的本質的な傾向がそこに表われているある種の徴候として、とらえようとする研究態度である。こうした新しい視点をもって美術史を一つの解釈の学として基礎づけようとしたのが本書である。
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(無題)
すでに美術史分野の古典となっている本書。序文ではイコノロジーの理論的な呈示がなされ、その後様々なテーマの具体的例証が続く。『土星とメランコリー』と連関していることもありとりわけ「時の翁」におけるクロノス=サトゥルヌスのイメージの分析が格別面白い。 以前から古代の異教的主題のルネサンスにおける復活および変奏といった問題についてはとても興味があったので、次回はエドガー・ヴィントの『ルネサンスの異教秘儀』を読むことに決定(冒頭に引用されている)。
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