徳川慶喜

あえて汚名を着た男

PHP文庫

羽生道英

1997年9月30日

PHP研究所

712円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

「いたずらに権勢を慕えば、世を騒乱に陥れることになる。戦いは断固避けねばならぬ」内憂外患の日本を救うべく、慶喜は「大政奉還」の大英断を下した。…幕末騒乱の政局の中で「家康の再来」とその英明さを讃えられながらも、あえて時代の幕引き役に殉じた十五代将軍徳川慶喜。自らの信念を見失わず、新しい時代の流れを見定めた最後の将軍の実像に迫る書き下ろし歴史小説。

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