江戸の犯罪白書

百万都市の罪と罰

PHP文庫

重松一義

2001年1月31日

PHP研究所

565円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

天下泰平の世といわれる一方、大江戸八百八町は、“悪の華”咲く犯罪都市でもあった。厳しい身分社会の下、どのような犯罪が起こり、その裁きは、いかに行なわれていたのか?本書は博打や賄賂政治の実態、警察に当たる江戸町奉行の仕組みや町の防犯体制、懲らしめと戒めを図った拷問や磔などの刑罰を定めた御定書の威力、大盗賊・鼠小僧や鬼薊清吉の正体など、大江戸犯罪のすべてがわかる本。

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