この世で一番の奇跡

オグ・マンディ-ノ / 菅靖彦

1999年2月28日

PHP研究所

1,320円(税込)

小説・エッセイ

若い日の夢を踏みにじられ、自分の可能性を安全性とひきかえに手放し、よりよい人生を求めようとしなくなった人々-他人だけでなく自分にさえ捨てられてしまった廃品同様の人間を拾い出し、生ける屍のような状態から甦らせるのが、その老人の仕事だった。ある吹雪の日、私はその老人と出会った。当時、雑誌社の社長だった私は、成功の頂点にいながらも、加速度的に増える仕事に追われ、心身ともに打ちのめされていた。それから1年あまりの親交ののち、老人は忽然と姿を消してしまう。100日間くりかえし読みつづけると人生が変わる「神の覚え書き」という不思議な文書だけを残して…ナポレオン・ヒル・ゴールドメダル賞受賞作家が贈る、包容力と叡知にみちた、大人のための物語。

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Readeeユーザー

美しいストーリーから真に生きるエネルギーを

starstarstarstarstar 5.0 2024年02月15日

本の最後の方まで、作者の名前である主人公とミステリアスな雰囲気を纏い、なぜだか惹きつけられる魅力を持つおじいさんの、実際にあった話なのかな、本当の話だったらいいな、と思いながら読み進めた。 おじいさんの広く深い知識と寛容な心の広さに、主人公も知らぬ間にどっぷりと浸かり、同じ時を共に過ごすごとにどんどん魅了されていく。 おじいさんはまるでメンターのように主人公に寄り添いながらも、時折控えめな人間性を表すような一面など、人間臭い部分も見せてくれ、読んでいるわたしもこのおじいさんに魅了されていった。 後半は聖書のような語りもあるので、海外でこの本が大ベストセラーになったのには非常に納得がいく。とは言え、クリスチャン、カトリック教徒でなくても十分に得るものはあるし、そもそもこの本が最初に発刊されたのは1992年のようで、ストーリーの設定が現代においては発刊当時より、より切羽詰まった状況であることから、この本を読んで心打たれる人はより多いのではないかと思う。

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