時代劇映画の思想

ノスタルジーのゆくえ

PHP新書

筒井清忠

2000年11月30日

PHP研究所

726円(税込)

エンタメ・ゲーム / 新書

松之助映画に始まり、『丹下左膳』『次郎長三国志』『大菩薩峠』など、数々のヒット作を生んだ時代劇。なぜ人々はあれほど熱狂したのか。かつて大衆は時代劇の中に、都市化・産業化のプロセスで自らが失いつつある生活様式やモラルを見た。著者はこうした時代劇の特質を「ノスタルジー装置」と名づける。本書では、時代劇の衰退と共にそれが機能しなくなったことで、日本人が何を失ったかを明らかにしていく。戦前・戦後の膨大な作品群の綿密な考察を通して、時代劇文化の真髄に迫った一冊。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

2

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください