企画力
人間と組織を動かす力
PHP文庫
田坂広志
2009年9月30日
PHP研究所
523円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 文庫
「企画力」とは何か。それは文字通り「企み」を魅力的に語ることにより、人間や組織を動かす力のこと。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは何か。それは「企みの物語」を、推理小説のごとく一挙に読ませるもの。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、新たな思想と視点から語った書籍講義である。
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企画書で世の中をより良きものに
企画を立案するのみではなく、人と組織を動かし企画を実現するための心構え、内容、進め方について説明された本。 著者は米国シンクタンクでの無数の企画書を書いた経験から、説得力にあふれる。 企画に関わるすべてのビジネスパーソンにオススメ。 企画書とはつまるところ、世の中をより良きものに変える企みとあり、いかに企もうかとワクワクする気持ちになった。 特に学びとなったのは、企画書の流れが魅力的な物語になれば、最高の企画書になるということ。企画書には何を行うかではなく、なぜ行うかを語る。そしてこれから何が起こるのか?ビジョンを語り、なぜその企みが必要で有効か、企みを構造化された目標として語る。 相手が表紙を一瞥して興味を持ってもらえるか?武士の居合のような緊張感を持って臨む心構えは、自分には無い新たな視点で参考になった。 企画書は提案して終わりではなく、社内の説得に向けて、担当者と想定質問を考え、企画書をブラッシュアップする。市場に対する企業戦略と同様に、社内に対する部門戦略が必要。社内の各部門の様々な思惑や意向を賢明に処し、社内での協調戦略winwinな状況をつくることが必要と説き、異論を挟む余地がない。 とは言え、プロ野球の例えにあった通り、落合の解説を聞いてチェンジアップが打てるようになるわけではなく、自分なりに試行錯誤を重ねて取り組んでいきたい。
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