はじめてのノモンハン事件

PHP新書

森山康平

2012年1月31日

PHP研究所

858円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

太平洋戦争が勃発する直前の一九三九年に起きた満州国とモンゴルの国境紛争であるノモンハン事件ー。戦闘の規模からいえば、事実上の“日ソ戦争”にもかかわらず、一万九千人もの戦死傷者を出した大苦戦の内実は国民に知らされることなく、あくまで“事件”として内密に処理された。なぜ日ソは満蒙の地で激突したか?なぜ関東軍と参謀本部は決裂したか?なぜ現場指揮官に苛酷な責任追及がされたのか?本書は、今なお戦史のベールに包まれた“草原の死闘”の真相に迫る。この戦争を知らずして昭和史は語れない。

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