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吉田松陰『孫子評注』を読む
日本「兵学研究」の集大成
PHP新書
森田 吉彦
2018年12月16日
PHP研究所
1,188円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
兵学者・吉田松陰の真髄、ここに極まる!そもそも松陰は長州藩の兵学師範であり、『孫子』は座右の書であった。その松陰が晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。この書は、江戸期の『孫子』研究を集大成しつつ、欧米列強が迫る時勢もふまえて読み解いたものであり、まさに、松陰が生涯を懸けた本当の主著といえる。高杉晋作、久坂玄瑞ら松下村塾の教え子たちの維新戦略の淵源も、この『孫子評註』にあった。日本周辺の安全保障の危機がかつてないほどに高まる今、改めて手に取り、学びたい、日本人のための『孫子』研究の決定版。
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