
20の古典で読み解く世界史
本村 凌二
2021年8月20日
PHP研究所
2,013円(税込)
人文・思想・社会
ホメロス『イリアス/オデュッセイア』、トルストイ『戦争と平和』、カミュ『ペスト』…。古代から現代までの雄編をローマ史研究の第一人者が20に精選、あらすじからその背景にある歴史的意義までを独自の視点から解説する。 ーーー 永く風雪に耐えて生き残ってきた古典は、ずっしりと重い経験を読者の心に刻みます。 それとともに、大事なことは、人類の経験に目を向けることです。今日にいたっても、個人の経験はせいぜい百年にも足りません。しかし、世界史(日本史を含む)に注目すれば、人類の経験は五千年に広がります。これら世界史に圧縮された人類の経験に耳をかたむけ、そこから学ぶことは精神の知の裾野である「教養」の核をなすものと思います。 ーーー 本書「はじめに」より一部抜粋 東京大学教養学部・早稲田大学国際教養学部などで、約40年にわたって教養教育にもたずさわってきた著者が、「古典と世界史」を通じて、知と教養の読書体験へと誘う。
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すけ
(無題)
古典どころか、そもそも本を読むという行為を避けてきた20余年の人生に後悔。自分を、社会を、世界を偉大な文人たちがどのように視ていたのか、古典を通して彼らとリンクすることができるのであれば、それを経験するのは人生において早いに越したことはないだろう。 とはいえ、古典に感動し古典から何かを学ぶにはある程度の『人生経験』が必要ということも本著から感じられた。だが、自分にとって刺さる本、人生の指針になる本と出会うのは運だけでなく「タイミング」も重要であるのだから、若いうちに色々な種類の古典に触れておくことで、今だというタイミングで沢山吸収できるという考え方は納得できる。 この20冊を絶対に読む、とは思わないが、これまで以上に過去にアンテナを張って読書の幅を広げて行きたいと思う。
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