老中斬り

蛇目孫四郎斬刃帖

Futaba novels

峰隆一郎

1997年5月25日

双葉社

859円(税込)

小説・エッセイ / 新書

泰平に人々が馴れきってしまった文政十年。蛇目孫四郎は、傭主の中野石翁に呼ばれた。そこには奉行所の与力がいて、奉行からのお礼の刀と手形をさし出した。孫四郎が夜盗を斬り伏せたことから、夜盗斬りを頼んできたのだ。ところが同じ手形を持つ浪人と出合って孫四郎は公儀の考えに気づき、一泡吹かせる気になった。

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