修羅(上)
加藤段蔵無頼伝
海道龍一朗
2012年2月29日
双葉社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
時は戦国真っ只中の1555年。甲斐の虎・武田晴信(信玄)と越後の龍・長尾景虎(上杉謙信)が北信濃の覇権を巡り、川中島で相対していた。世に名高い、第二次川中島の戦いである。名将が激突したその戦いは、実は一人の惡名高い忍者によって仕組まれていたのだった。その漢の名は加藤段蔵!信じるのは己のみー。名だたる武将を次々と誑かし、意のままに操る姿は正に惡忍。緻密な構成と豊かな物語性で、魅力溢れる人物たちが縦横無尽に活躍する痛快歴史小説。
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