崇り火の一族

小島 正樹

2015年12月10日

双葉社

794円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。包帯男に語り聞かせる怪談に興味をもった劇団員の明爽子は、刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込んで、捜査に乗り出した。舞台となった廃鉱山では、連続殺人が起きていたと判明。解き明かされる真実から、火に祟られた一族の宿命が浮かび上がるー。精緻に組み立てられた謎と、驚愕の結末に感嘆必至の長編ミステリー。

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