僕たちの戦争 新装版

荻原 浩

2016年8月4日

双葉社

834円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

2001年9月12日ーNYのビルに飛行機が突っ込んだ翌朝も、尾島健太はサーフィンをしに海に出ていた。が、突然の大波に呑み込まれ失神、目を覚ますとそこは1944年だった。一方、1944年9月12日ー帝国海軍飛行術練習生の石庭吾一は、訓練中に雷雲に突っ込み墜落、現代へとタイムスリップしてしまう。そっくりな容姿のせいで互いに入れ替わってしまう格好になった二人。健太は大戦末期の軍隊でサバイバル生活を送ることになり、吾一は堕落した祖国の姿を嘆きつつも、健太の恋人、ミナミに惹かれてゆく。過去を知る者と、未来を知った者。二人の若者を通して描く、あの戦争、この時代。

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長江貴士

書店員

荻原浩「僕たちの戦争」

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0
2019年12月14日

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2023年02月08日

戦争について知らないことも多かった。ホントに酷い時代だったんだなぁ。 もっとモノ、ヒト、時間、自分を大事にせねばとおもう。 最後は元にもどったのだろか…? 戻っても、吾一は死ぬ寸前だし、健太はミナミが"自分"じゃない人の子ども出来てるし、ハッピーではないような……

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Readeeユーザー

感想

-- 2018年08月13日

全体的に面白かったけど最後は入れ代わったのかどうなのか読み取れない…

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