源氏物語あやとき草子(二) 国母の女房

双葉文庫

遠藤 遼

2024年2月14日

双葉社

759円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

一条院内裏が火事で焼けてしまう。幸い一条天皇をはじめ中宮・彰子や敦成親王、紫式部は難を逃れたが、この一件をきっかけに藤原道長の心は、再び皇后定子の実子・敦康親王の排斥へと動き出す。紫式部は彰子の意を受け、道長の心を少しでも変えようと、『源氏物語』の新しい帖で光源氏の零落をこれでもかとばかりに描き出すことにする。そんな折、今度は一条天皇の病が進行し、譲位が現実味を帯びてくる。道長の野望を阻止すべく、彰子と紫式部が考えた策とは!?好評平安王朝絵巻第二弾!

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