殺し稼業・十五屋

蛇目孫四郎斬刃帖

双葉文庫

峰隆一郎

2002年8月31日

双葉社

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

文政9年の春、大川の百本杭に若い女の死体が浮いた。首筋には毒を塗った吹き矢の刺さった痕があった。向島に住む中野播磨守清茂は隠居して石翁と称していたが、無類の捕物好き。蛇目孫四郎は石翁の命でこの事件を調べるうちに、江戸では金で殺しを請け負う稼業のあることが判明した。さらに孫四郎は殺し稼業の実態を暴く危険な探索を続行する。

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