千代ノ介御免蒙る(2) 両国の華

早見 俊

2016年7月13日

双葉社

682円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

お忍びの花火見物に将軍家斉を連れ出した番付目付の一柳千代ノ介は、大混雑する両国橋で馬上の武士が母子に絡む場面に遭遇。あわや無礼討ちかと思われたその時、半纏姿の美女が飛び出し、胸のすくような啖呵を切る。お勢と名乗った女は大江戸花火番付にも登場する老舗、鍵屋の花火師だった。粋なお勢に一目惚れした家斉は、お勢の花火見たさに巨大な楼閣を築くことを思い立つ。大好評シリーズ第二弾!

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