三河雑兵心得(4) 弓組寄騎仁義

双葉文庫

井原忠政

2020年11月12日

双葉社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ついに騎乗の身分となった茂兵衞に嫁取りの話が舞い込んだ。ありがたいが、綾女に心を残す茂兵衞としては複雑である。そんな果報者の屈託をよそに、主君家康は苦境に立たされていた。武田軍の謎の撤退により辛うじて死地は脱したものの、籠城の助言を無視して大敗した家康に向けられる信長の目は冷たい。隠忍自重の日々を送る中、信玄の跡を継いだ勝頼が再び攻めてきた。長篠城が囲まれるが、信長からは出陣するなという報せが届く。家中の猛反発に家康はどう答えをだすのか?戦国足軽出世物語、新章突入の第4弾!

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