用心棒始末

剣客相談人10

二見時代小説文庫

森詠

2014年3月31日

二見書房

712円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

下野国、那須川藩一万八千石の若月丹波守清胤は、傅役の爺篠塚左衛門と二人で出奔、八丁堀の裏長屋で、よろず揉め事相談で糧を得ている。ある日、大川端で久坂幻次郎と名乗る凄腕の刺客に襲われた。折しも江戸では、剣客相談人を騙る三人組の大活躍が瓦版で人気を呼んでいるという。はたして彼らの目的は?操っているのは?やがて形をなしてくる幕閣内の暗闘の影。

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