字訓新訂 普及版
白川静
2007年11月30日
平凡社
6,600円(税込)
語学・学習参考書
本書は「記」「紀」「万葉」などにみえる上代語と、その後の表記として用いられている漢字との間にみられる、語義と字義との対応関係を検証することを目的とする。それによって、漢字が国語を表記する文字として、すなわち国字として使用され、定着するに至ったことの適合性と、その歴史的必然性を明らかにした。そのことを、特に語源と字源、およびその語史的な展開を含めて、両者の対応関係において考えている。
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