近代科学の形而上学的基礎
コペルニクスからニュ-トンへ
クリテリオン叢書
エドウィン・ア-サ-・バ-ト / 市場泰男
1988年7月1日
平凡社
4,950円(税込)
科学・技術
科学の対象としての自然のなかには神の住む場所はない。人間すらもそこから追い出されてしまった。物質の世界で圧倒的な威力を発揮した近代科学がもたらしたものは、暗黒と混沌の世界だった。コペルニクス、ガリレオ、ニュートンと、その同時代の人々の宇宙論を辿る。彼らがあらかさまにあるいは無意識のうちに抱いていた形而上学の本質がいまヴェールを剥がれ、闇のなかから浮かびあがる。
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