物尽し

日本的レトリックの伝統

フランス・ジャポノロジー叢書

ジャクリーヌ・ピジョー / 寺田澄江

1997年11月30日

平凡社

3,080円(税込)

人文・思想・社会

咲き乱れる「列挙」の修辞学。物の名などを並べあげる修辞法は、世界各地の文学に普遍的である。だが、神話から太宰治まで、日本文学における「物尽し」のごとき多彩な展開・高度な洗練をとげたものは、他に例をみない。枕草子、梁塵秘抄、お伽草子など、具体的な開花の様を微細に見とるとき、日本的文芸意識の根底が明るみに現れる。

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