デジタル教育という幻想(1047;1047)

GIGAスクール構想の過ち

平凡社新書

物江 潤

2023年12月18日

平凡社

1,078円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

《目次》 はじめに 序章 第一章 ネット空間を生きる子どもたち 第二章 学校と子どもの今 第三章 川下から見えてくる教育改革 おわりに 《概要》 学校現場でのICT機器活用を目指すGIGAスクール構想で、生徒一人につき一台のタブレット端末が支給され、機器の「制限のない自由な使用」が目指されている。電子黒板やタブレット端末を使用した授業は今や当たり前のものとなっており、教室の風景はこの数年で様変わりした。 デジタル化によって教育環境は充実するかと思いきや、実態は政府が描く理想からは程遠い。 ネットに慣れ親しみ、普段からゲームアプリやSNSを使いこなす子どもたちは、端末にかけられた規制の「抜け道」をたやすく見つけ出し、動画サイトにたどり着く。端末を「使いこなす」子どもに、膨大な業務に追われつつ、対策に苦慮する教員たち……。現場と乖離した理想を描くGIGAスクール構想の是非を問う。 《著者紹介》 1985年、福島県生まれ。早稲田大学理工学部社会環境工学科卒。東北電力、松下政経塾を経て、現在は福島市で塾を経営する傍ら社会批評を中心に執筆活動に取り組む。著書に『入試改革はなぜ狂って見えるか』(ちくま新書)、『ネトウヨとパヨク』『空気が支配する国』『デマ・陰謀論・カルト』(以上、新潮新書)など。 はじめに 序章 第一章 ネット空間を生きる子どもたち 第二章 学校と子どもの今 第三章 川下から見えてくる教育改革 おわりに

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