江戸春画の性愛学(3)

ベスト新書

福田和彦

2003年8月1日

ベストセラーズ

1,430円(税込)

ホビー・スポーツ・美術 / 新書

紀元前の古代人であれ、現代人の我々であれ、性愛における愉悦は、日常的な感覚から乖離した形容しがたい悦楽であり、時には死にそうになるほどに、全身的な心地よさを与えてくれる歓びである。人間の愛欲、性欲は生殖のためではない。あくまでも神々しいまでの甘美な悦楽のための性愛である。そして、古代の人々が見事なまでに融合させたエロスとユーモアの遺産を、こうした春画の中に垣間見るたびに、驚嘆を隠せないー。大好評!「江戸春画の性愛学」第三弾。

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