龍馬が望まなかった戊辰戦争
ベスト新書
星亮一
2009年11月30日
ベストセラーズ
817円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
龍馬が生きていたら、その後の日本はどうなっていただろうか。歴史のif(もしも)でもよく問われる命題である。土佐と会津をふくめた新生日本を模索し奔走する維新の革命児は、いつしか武力討幕を目論む薩摩や長州の許されざる存在となった。そして、各人各藩の思惑の中ー。龍馬は暗殺され、幕府と会津は朝敵とされた。では、龍馬なら、戊辰の内乱を止めることができたのか。本書は、その答えを探るべく、幕末の土佐藩と会津藩を通して、坂本龍馬が望まなかった戦争に翻弄された人々の人生を追っていく。
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