八坂の天狗

京奉行長谷川平蔵

ベスト時代文庫

秋月達郎

2007年7月31日

ベストセラーズ

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

頭も切れれば腕も立つ“鬼平”の父、平蔵宣雄の推理と刃が人の心の闇に迫る、シリーズ第二弾。渡月橋の先にある法輪寺に「十三参り」をした帰り道、ふたたび橋を渡る際は、決して振り向いてはならない。その慣わしを破ったため、愚鈍になったと懊悩する公事宿「やすらい」の小僧、茂吉。そんな茂吉をめぐる親子愛を描いた一編に、若き同心の一目ぼれから始まる大捕物を描いた中編、全二編を収めた好評時代活劇。

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