唐物と東アジア
舶載品をめぐる文化交流史
アジア遊学
河添房江 / 皆川雅樹
2011年11月30日
勉誠社
2,200円(税込)
人文・思想・社会
唐物とよばれる舶載品は、奈良から平安、そして中世や近世まで、どのように受容され、日本文化史に息づいているのだろうか。本書では、唐物交易の時代的変遷とその実態からみた異国との交流史、唐物を結節点とする漢と和の関係性への分析、人物とその権力の表象としての唐物の関係について美術品や歴史資料のみならず、文学資料も用いて明らかにする。
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